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    北海道の豪雪地帯、新十津川に屯田窯はあります。
    4つのこだわりを持って、日々土に向かっています。

    ■素材にこだわります
    素材にこだわらず表面的な造形のみを追い、奇をてらうのは食材を 吟味せず、 盛り付けでごまかそうとする料理人のようなものと考えるからです。

    ■炎にこだわります
    元来、焼き物は炎が織り成す芸術であり、切り離すべきものではないのです。 そうすることで土という素材の持ち味を引き出すことができるものです。 サンマをホットプレートで熱を加えても食べられるものにはなりますが、七輪の炎は同じ材料でも最もおいしい本来の味を引き出せるのと同じと考えるからです。

    ■手間を惜しみません
    本物に手間はつきものです。不効率なのは百も承知の上です。 しかし、それがもの造りの命と考えるからです。

    ■アイディア商品は作らず、公募展にも出しません
    昔から「用と美」と申します。見せるだけのものは片手落ちであり、ヒット商品やイディア商品と良い物とは必ずしも一致せず、単に流れる時代の流行に過ぎません。 むしろ物を作ることのモチベーションがぶれないことが大切なのです。 それがゆえに人からの評価のためだけに造るのは自分自身と物を造る目的を見失わせることになります。昔の名もなき陶工の作品の心に迫る存在感はそこに無心に良いものを求める姿勢が伝わるからです。肩書きなど見る側にも造る側にも審美眼をゆがめると考えるからです。

    屯田窯 清水裕幸

    窯の日々と作品を紹介するブログはこちら
    http://blog.tonden-gama.com/